はじめに
ディフェンスはしんどい。あんまり楽しくない。そんなプレイヤーは多いだろう。
だが、ディフェンスでボールを奪わない限り、オフェンスは出来ない。
でも誰もボールの奪い方を教えてくれない。
この本で少し考え方を変えてみようか。
タイトル:「枝D ボールも自由も奪い取る術~守備からみるフットボールの新しい景色」
著者:内田淳二
カテゴリー:指導書
発売日:2020/8/5
どんな本なのか
ボールも自由も奪い取るディフェンス理論をまとめた本である。
こんな方にオススメ
・ディフェンスが上手くなりたいと思っているプレイヤーの方に。
・ジュニアやジュニアユース世代の指導者に。
・ディフェンスの概念を変えたいと思っている人に。
オススメとマトリクス
おすすめチャート解説

・好みの差はあるだろうが、なるべく面白く説明しようとする意志を感じる。
・動画も併せて見たほうが理解しやすい。
・今までにない気付きが得られるかも。
読者層マトリクス解説

・ジュニアユースぐらいの世代向けかなという印象ではあるが、あらゆる世代で楽しめるだろう。
・真剣にサッカーが上手くなりたいと考えているような、ややコアファン向けだと思う。
感想など
これまで見聞きしてきたものとはちょっと違うディフェンス関連の本を読みたいなと思って手にとった本。
色々なことを考えさせられるものとなった。
プレイヤーではない自分は実践では試せないが、考え方の面では「ああ、そうだね」と思えるところがいくつかあった。
例えば、得点をつなげるために前向きにボールを残すとか。
なぜ、守備は頑張るという表現になってしまうのか?とか。
個人的になるほどなぁと思ったのは、守備の負担が高い設定のいわゆる「鳥かご」についてである。
守備側を鬼と呼んでいるとか、罰が守備側になるとか、ディフェンスを楽しめない構造になっているのだと。
言われてみれば、確かにそうかもねぇと。
そんなことを考えてながら読んでいて澤穂希さんのことを思い出した。
確か、佐々木監督から「ボール奪うの上手いなあ」と言われ、「だってボール奪わないと攻撃できないじゃないですか」と答えたのだとか。
彼女に限らず、稀に攻撃的な選手でもボール奪取能力が高い選手が現れる。
中田英寿さんも、そういうタイプだったように感じる。
きっと、そういう人たちも得点につなげるために守備をすることで、ボール奪取能力を身に着けたのだろう。
まとめ
今回は「枝D」を紹介してきた。
少し違う目線でディフェンスを考えるきっかけになるような本である。
様々な考え方に触れながら、自分なりの形を構築することが出来ると良いだろう。


